カネボウ粉飾決算上場廃止となりました。
カネボウといえば確か元は繊維業から化粧品業に転進した老舗の名企業です。紫外線のもっとも多いこの時期、UVカット・美白のため当社の製品を愛用している私としては大変ショッキングな事件です。
このような事件が起こると決まって監査法人叩きが起こるみたいです。

「何故監査していたのに、発見できなかったのか?」と。

そして監査法人叩きが起こると、決まって会計士受験生叩きも起こるみたいです。

「おまいら、そんなに勉強してまで、役立たない監査やりたいのか?」と。

そもそも財務諸表は企業自身が作るものであって、監査は企業側が監査法人に金を払って行うものなので、どうしても費用面・時間面で限界があるそうです。そして上場企業ともなると財務資料が膨大なので全てを監査することは到底かなわず、一部をチェックして全体を把握する、「試査」が基本で行われるようです。そんな事情から企業側が組織的・恣意的に改ざんしたりするとなかなかどうして発見できないそうなんです。
まあ私なんかが財務諸表作ったら、意図しなくても粉飾決算になるのですが、今回のカネボウの粉飾振りも結構凝ったものだったみたいです。

よく勉強してないから分からないけど、粉飾って解明されると簡単に思えるけど、見つかる前はなかなかわからないクイズみたいなものなんでしょうかね・・・


あっ今日は何かまじめにコラムチックに仕上がりました。創価ネタなくてもいけるようです。